在宅薬局のWebサイトは必要?開設のメリットと最低限やるべきこと

在宅薬局のWebサイトは必要?開設のメリットと最低限やるべきこと|在宅ファーマ

「うちの薬局にホームページなんて必要?」——小規模薬局の経営者からよく聞く疑問です。結論から言うと、在宅対応の薬局こそWebサイトが必要です。その理由と、最低限用意すべきコンテンツを解説します。


目次

なぜ在宅薬局にWebサイトが必要なのか

3つの理由

理由内容
多職種からの紹介ケアマネや訪問看護師が「在宅対応の薬局」を探すときにWebで検索する
採用力の強化求職者は応募前に必ず薬局のサイトを見る
信頼性の証明サイトがない=「本当に存在するのか」と疑われる時代

誰がサイトを見るのか

訪問者目的見たい情報
ケアマネジャー在宅対応の薬局を探したい対応エリア、対応内容、連絡先
訪問看護師連携先を探したい24時間対応の有無、無菌調剤の可否
患者・家族かかりつけ薬局を選びたい場所、営業時間、在宅対応の実績
求職者働く環境を知りたいスタッフ紹介、薬局の雰囲気
医師処方先を確認したい対応可能な業務範囲

最低限用意すべき5ページ

5ページ構成

1. トップページ

要素内容
ファーストビュー薬局名+「在宅対応」を明記
対応エリア訪問可能な地域を地図で表示
特徴3つの強みを簡潔に
問い合わせ導線電話番号+メールを目立つ位置に

2. 在宅サービス紹介ページ

内容ポイント
対応可能な在宅サービス居宅療養管理指導、施設在宅、無菌調剤
訪問の流れ依頼→初回訪問→定期訪問のステップ
対応エリア具体的な市区町村名
24時間対応の有無夜間休日の連絡方法
多職種連携ケアマネ・医師への報告体制

3. 薬局概要・アクセスページ

項目内容
薬局名正式名称+フリガナ
住所Googleマップ埋め込み
電話・FAXクリックで発信できるリンク
営業時間曜日別の営業時間
届出・認定地域連携薬局等の認定状況

4. 採用情報ページ

内容ポイント
募集職種薬剤師・事務の現在の募集状況
給与・待遇具体的な数字を出す
1日の流れ在宅業務のスケジュール例
先輩の声スタッフインタビュー
応募方法フォーム or メール

5. お問い合わせページ

内容ポイント
問い合わせフォーム名前・連絡先・問い合わせ種別・自由記述
電話番号受付時間を明記
FAX番号処方箋受付用

制作方法の比較

方法費用期間更新のしやすさ
WordPress(自作)月1,000〜3,000円2〜4週間
WordPress(制作会社)30〜100万円1〜2ヶ月
ペライチ・Wix等無料〜月3,000円1〜2週間
制作会社フルオーダー50〜200万円2〜3ヶ月△(依頼が必要)

おすすめ

規模おすすめ理由
個人薬局ペライチ or WordPress低コスト・すぐ始められる
2〜5店舗WordPress(テーマ使用)カスタマイズ性と更新しやすさ
6店舗以上制作会社+WordPressブランディング重視

SEOで集客するために

施策内容
Googleビジネスプロフィール必ず登録。地域検索の最重要施策
地域名+サービス名「〇〇区 在宅薬局」で上位を狙う
構造化データPharmacyスキーマの実装
ブログ・コラム定期的な記事投稿でサイトの評価を上げる

まとめ

ポイント内容
在宅薬局にWebサイトは必須多職種連携・採用・信頼性のすべてに影響
最低5ページトップ・在宅サービス・概要・採用・問い合わせ
制作方法小規模ならWordPress or ペライチで十分
最重要Googleビジネスプロフィールは今すぐ登録

この記事は筆者の薬局Webサイト運営の経験に基づいて作成しています。


参考リンク


あわせて読みたい

出典・参考(一次情報)

本記事の点数・単位数・算定要件は、公開時点の厚生労働省の告示・通知・疑義解釈資料等にもとづいています。実際の算定にあたっては、必ず最新の一次資料をご確認ください。

監修・編集:在宅ファーマ編集部(薬剤師・実務7年目)
最終更新日:2026年7月14日
本記事は厚生労働省の告示・通知や公的資料を確認のうえ作成しています。最新の算定要件・点数は各年度の改定内容と原典で必ずご確認ください。

よくある質問

Q. 小規模な在宅薬局にもホームページは必要ですか?

A. 必要です。理由は3つあり、ケアマネジャーや訪問看護師が在宅対応の薬局を探すときにWebで検索すること、求職者が応募前に必ず薬局のサイトを見ること、サイトがないと存在自体を疑われかねない時代であることです。多職種連携・採用・信頼性のすべてに影響するため、在宅対応の薬局こそWebサイトが必要とされています。

Q. 薬局のWebサイトには最低限どんなページを用意すべきですか?

A. 最低限5ページです。薬局名と在宅対応を明記するトップページ、対応サービスや訪問の流れ・対応エリアを載せる在宅サービス紹介ページ、地図や営業時間を載せる薬局概要・アクセスページ、採用情報ページ、お問い合わせページの5つが基本構成として挙げられています。

Q. 薬局のホームページ制作にはどのくらい費用がかかりますか?

A. 制作方法によって幅があります。本記事の比較では、WordPressの自作で月1,000〜3,000円、ペライチ・Wix等は無料〜月3,000円、WordPressを制作会社に依頼すると30〜100万円、制作会社のフルオーダーで50〜200万円が目安として紹介されています。小規模ならWordPressやペライチで十分とされています。

Q. 在宅薬局がWeb集客のために最初にやるべきことは何ですか?

A. Googleビジネスプロフィールへの登録です。本記事では地域検索の最重要施策として「必ず登録」と位置づけられています。あわせて「地域名+サービス名」での上位表示を狙うこと、Pharmacyスキーマなどの構造化データの実装、ブログ・コラムの定期的な記事投稿でサイトの評価を上げることが挙げられています。

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この記事を書いた人

薬剤師マルのアバター 薬剤師マル 在宅ファーマ編集長

薬剤師(実務7年目)。公認スポーツファーマシスト/サプリメントアドバイザー。調剤薬局・在宅医療の現場経験をもとに、在宅薬剤師と薬局経営者へ向けて、算定・実務・経営のリアルな情報を発信しています。記事は厚生労働省の告示・通知や公的データ・業界資料を確認のうえ作成し、最新の改定情報の反映に努めています。

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