薬局のシフト管理を効率化する方法|Excel・アプリ・運用ルールを比較

「シフト作成に毎月何時間もかかっている」——薬局の管理者なら誰もが感じる悩みです。特に在宅対応の薬局では、店舗業務と訪問スケジュールの両立が必要で、シフト管理の難易度が跳ね上がります。

本記事では、薬局のシフト管理を効率化するためのツール比較と運用ルールの設計方法を解説します。


目次

在宅薬局のシフト管理が難しい理由

シフト設計
要因内容
店舗+在宅の二重スケジュール店舗の最低配置人数を満たしつつ訪問に出る
24時間対応夜間・休日の待機シフトが必要
訪問スケジュールの変動患者の都合で訪問日が変わる
スタッフごとのスキル差在宅対応可能な薬剤師が限られる
急な欠勤対応訪問予定のリスケが発生

シフト管理ツールの比較

主要ツール一覧

ツール初期費用月額特徴
Excel/Googleスプレッドシート無料無料自由度高い。共有が面倒
Googleカレンダー無料無料共有簡単。シフト表としては弱い
SHIFTEE無料〜200円/人薬局向け機能あり
ジョブカン無料〜200円/人勤怠管理と連動
シフトボード無料無料スタッフが自分で希望を入力
Notion無料〜無料〜カスタマイズ自在

薬局の規模別おすすめ

規模おすすめ理由
〜5名Googleスプレッドシート無料で十分。全員が見られる
5〜15名Notion or SHIFTEEテンプレートで効率化
15名以上ジョブカン or SHIFTEE勤怠連動が必須

シフト作成の5つのルール

ルール1:最低配置人数を決める

曜日・時間帯薬剤師事務在宅出動可能
平日 9:00-13:002名以上1名以上1名
平日 13:00-18:002名以上1名以上1名
土曜 9:00-13:001名以上1名以上なし
夜間待機1名(持ち回り)

ルール2:在宅訪問日を固定する

曜日内容
月・水・金個人宅訪問日
火・木施設訪問日
土曜緊急対応のみ

ルール3:希望休の提出ルール

項目ルール
提出期限前月15日まで
希望休の上限月3日まで
土曜休み月1回まで
連休事前申請制(2週間前)

ルール4:24時間対応のシフト設計

方式メリットデメリット
輪番制公平全員に負担
専任制生活リズムが安定特定の人に集中
曜日固定制予定が立てやすい柔軟性が低い
手当差別化制希望者が担当コスト増

おすすめは曜日固定制+手当差別化の組み合わせです。

ルール5:急な欠勤対応フロー

ステップ内容
1欠勤者が管理者に連絡
2管理者が代替候補リストを確認
3訪問予定の優先順位づけ(緊急性で判断)
4リスケが必要な患者に連絡
5翌日以降のシフトを再調整

シフト作成の効率化テクニック

テクニック内容効果
テンプレート化基本パターンを3〜4種類用意作成時間を50%削減
希望のデジタル収集Googleフォームで希望休を収集集計の手間が消える
自動配置ルール「Aさんは月曜在宅固定」等考える量が減る
2週間単位の公開月一括ではなく2週間ごとに公開変更対応がしやすい

まとめ

ポイント内容
ツール選び規模で選ぶ。5名以下ならスプレッドシートで十分
最も重要なルール最低配置人数と在宅訪問日の固定
効率化のカギテンプレート化+デジタル希望収集
24時間対応曜日固定+手当差別化がベスト

この記事は筆者の薬局運営実務の経験に基づいて作成しています。


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この記事を書いた人

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