執筆:薬剤師マル(在宅ファーマ編集長)
薬剤師の認定資格・専門資格は多種多様。本記事では在宅薬剤師に評価される資格を中心に、認定 vs 専門の違い、取得難易度、年収影響まで整理します。
目次
認定 vs 専門 vs 研修
- 認定薬剤師:研修プログラム修了で取得(広く普及)
- 専門薬剤師:認定 + 高度な臨床経験・症例提出(取得難易度高)
- 研修認定:CPD(生涯学習)として継続的に研修受講
主要資格マップ
| 資格 | 難易度 | 在宅での評価 | 取得期間 |
|---|---|---|---|
| 緩和薬物療法認定薬剤師 | ★★★ | ◎ | 3〜5年 |
| 在宅療養支援認定薬剤師 | ★★☆ | ◎ | 1〜2年 |
| がん薬物療法認定薬剤師 | ★★★ | ◯ | 3〜5年 |
| 糖尿病薬物療法認定薬剤師 | ★★☆ | ◯ | 2〜3年 |
| 感染制御認定薬剤師 | ★★☆ | △ | 2〜3年 |
| 研修認定薬剤師 | ★☆☆ | △ | 1年 |
| かかりつけ薬剤師(届出) | ★☆☆ | ○ | 研修受講のみ |
在宅で評価される資格TOP3
- ① 緩和薬物療法認定薬剤師(看取り期患者対応)
- ② 在宅療養支援認定薬剤師(在宅医療の総合スキル)
- ③ 糖尿病薬物療法認定薬剤師(高齢者の糖尿病管理)
取得にかかる費用と期間
- 受講料:年間2〜10万円程度
- 受験料:1〜3万円
- 取得期間:1〜5年(資格により大きく異なる)
- 更新研修:年1〜2回の研修受講
年収アップ効果
- 資格手当:月5,000〜30,000円
- 転職時の評価:年収+20〜50万円
- 管理職登用の優先順位向上
- 長期的なキャリア価値の向上
まとめ
認定資格は短期的な年収UPだけでなく、長期的なキャリア構築の柱になります。在宅シフトを考える薬剤師は、まず「在宅療養支援認定薬剤師」から取得を始めるのがおすすめです。

